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ほぼ毎日「人生をガラっと変える一冊」

読書で得た学びや、読書を通して考えたことを綴ります。

誰でも今から幸せになれる!?

『嫌われる勇気』(著:岸見一郎、古賀史健)

人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる。

最近ドラマ化され、話題を呼んでいる『嫌われる勇気』。

「心理学の三大巨頭」の一角である、アルフレッド・アドラー。「哲人」と「青年」の対話を通して、アドラーの思想(アドラー心理学)を紐解いていく。そんな作品です。

「「アドラー心理学」って、聞いたことあるけどなんだか小難しそう。」

「「アドラー心理学」を知っただけで幸福になれるわけないじゃん。」

そう思った方、安心してください。

世界はどこまでもシンプルです。そして、人は今日から幸福になれます。

 

今回は、僕の人生観を変えたフレーズを1つ紹介します。

3分だけお時間をください。

この記事を読むだけで、少し肩の荷が軽く感じます。

 

「課題の分離」とは?

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない」

ある国のことわざです。この意味、わかりますか?

アドラー心理学の重要な考え方の一つが、「課題の分離」です。課題には2種類あって、一つの問題や事象に対して自分ができることを「自分の課題」、他者ができることを「他者の課題」といいます。人間はこの両者を自分の課題だと勘違いしてしまっているために、不幸になるのです。

例を3つ紹介します。

 

例1:あなたは親です。

勉強嫌いの子供に勉強をさせたいという願望があります。

悪い例:

子供に「勉強しなさい」と命じるのは「他者の課題」に土足で踏み込むようなこと。そうやって他者(子供)をコントロールしようとして、他者が自分の思い通りの選択をしなかったとき(子供が「勉強をしない」という選択をした場合)、自分は嫌な気持ちになりますよね。

いい例:

あなたができること(「自分の課題」)は、勉強モチベ向上のためのいい勉強机やいい文房具を買ってあげること、などです。つまり、子供をサポートすることです。そこから先、子供が「勉強をする」「勉強をしない」どちらの選択肢を選んでも、自分のせいではないということです。その選択は「他者の課題」なのだから。

 

例2:あなたには恋人がいます。

「自分の課題」は彼氏・彼女に対して何かをしてあげること。それを受けた上で、相手がどう思うかは「他者の課題」です。相手にたくさん奉仕してあげたのに、「別れたい」と言われた場合。そういうときは「なぜだ?俺がなにか悪いことをしたのか?」と考えるのではなく、「課題の分離」をしてみてください。自分がした行為は間違っていません。自分が熟考した末に導き出した答えなのだから。ただ、それを嬉しく思うかは相手次第。その感情はコントロールできないのです。

 

例3:あなたは就活生です。

「自分の課題」はESや面接で全力を出し切ること。それを受けた上で、合否を判断するのは企業です(他者の課題)。「なんで落ちてしまったんだ、きっと自分には能力がないんだ」と嘆くのではなく、「課題の分離」をしてみてください。自分は全力を出し切った。それは間違いないことです。今回の場合は、ただただ自分と企業のニーズがマッチしなかっただけです。不合格は自分に能力がないことの証明ではありません。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?考え方は変わりましたか?

「課題の分離」はアドラー心理学の一側面でしかありません。今のところ、僕にはこの記事の続編を書く予定はありません。なので、より深く知りたいと思った方は原作を読んでみてください。

この記事に対するコメントは誰でも自由に書き込めるようになっています。コメントお待ちしています。最後まで読んでいただきありがとうございました!てぃーけ

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え