1.あなたは何のために本を読んでいますか?
ぼくの答えはこう。
自分の知らない考え方に触れて、生き方の指針を定めるため。
言い換えれば、自分の思考を刺激し、自分の行動を変えるため。
こういう人って世の中には多いんじゃないだろうか?
ぼくのような人が陥りやすい罠として、
「読んだ時には納得するけど、実生活では実践できない」
が挙げられる。
例えば、こんなことはないだろうか。
怒りっぽくて妻にすぐイライラしてしまう夫。
彼がアンガーマネジメント(怒りのコントロール法)の本を読むとする。
「ふむふむなるほど、怒りという感情は期待から来ているのかぁ」
「じゃあ妻に期待しなければ、怒らずに済むのかぁ」と納得したとする。
しかし次の日には、妻の些細な言動にイライラしてしまう。
いざというときに思い出せない・血肉になっていない
そんな知識には意味がないと、ぼくは思う。
実践できてこそ、だ。
そこで!ぼくは発明した。
名付けて、遊戯王カード理論!
2.あなたの人生に、魔法カード発動!「遊戯王カード理論」
遊戯王を全く知らない人に説明すると、
一言で言うと、2人で対戦するカードゲームだ。
カードは大きく分けて2種類ある。
「モンスターカード」と「魔法・罠カード」だ。
「モンスターカード」には相手にダメージを与える役割があり、
「魔法・罠カード」にはモンスターや自分をサポートする役割がある。
今回取り上げたいのは、「魔法・罠カード」の方だ。
遊戯王では、各カードにカード名と効果が明記されている。
遊戯王カード理論は、カード名を「教訓の名前」、効果を「教訓の効用」に置き換えることで完成する。
例を見てみよう。
魔法カード発動!!『試してみることに失敗はない』
効果:失敗が怖くて、変化がストレスで行動を起こせないときに発動できる。
プレイヤーは、何かを試しにやってみることに失敗はないということを思い出す。
なぜなら、例えプレイヤーが失敗したと思っても、それは失敗ではなく、ただ上手くいかないやり方を見つけたということだから。
エジソンは電球を発明するのに1万回失敗した。しかし彼は言った。「僕は1万回失敗したのではなく、1万の上手くいかない方法を見つけただけだ」
※ちなみにこれは名著『仕事は楽しいかね?』から、ぼくが実際に得た教訓です。
3.遊戯王カード理論のイイところ
遊戯王カード理論のイイところは2つある。
①カード名を心の中で叫ぶだけで、その背後にあるストーリーや論理展開を思い出すことができる
偉人の名言をメモってる人は世の中にたくさんいると思います。
ぼくは、名言だけでは自分の行動を変えることはできないと思う。
行動に変化を起こすためには、
「なぜこの教訓が納得できるものなのか」を胸に刻んでおくことが重要なのだ。
つまり、一度は話を理解して腑に落ちたものだけが"カード化"されるということだ。
「カード名」と「効果」、
この2つが揃ってやっと1つの「カード」になる。
②場面に応じて、自動的に発動される(思い出すことができる)
遊戯王では、各カードには発動できる場面が設定されている。
つまりプレイヤーは場面に応じたカードを選択して発動させなければいけないのだ。
遊戯王カード理論では、実生活においてAという場面が発生した時に、A`というカードが自動的に発動するようになる。行動が変化するのだ。
また、遊戯王では、互いに5枚のカードを手札としてゲームが開始する。
方法によっては、手札を増やすこともできる。
そして手札が増えれば増えるほど、対応できる場面の数が増えて有利になるのだ。
実生活でも同じで、遊戯王カード理論に基づき手札のカードを増やしていけば、
色んな場面に対応することができ、人生が有利になるとぼくは考えている。
4.まとめ
今回の記事では、遊戯王カード理論の説明のみを行った。
今後このブログでは、ぼくが本から得た"カード"を紹介していこうと思う。
みんなで手札を増やして、人生というデュエルに勝ちましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
てぃーけ