勇気の処方箋

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浮気に踏み切れないひと必見!罪悪感の消し方

ぼくにはパートナーがいる。

でも他の女ともめっちゃ遊びたい!

と思ってる人はたくさんいると思います。

 

しかし「浮気・不倫」は現代日本においてアカン行為とされています。

「浮気・不倫」をしたら、パートナーが悲しむ。

こういったことから、浮気に罪悪感を感じるマンが多すぎる。

 

そんな罪悪感マンたちに「罪悪感の消し方」を捧ぎます。

 

【目次】

1.罪悪感の正体とは?

罪悪感はなぜ生まれるのか?

答えはシンプル。

罪悪感は、起こした行動が自分のルールに反している場合に生じます。

 

ここで「行動」と「ルール」に話を分けます。

 

「行動」

行動を起こした結果、だれかに申し訳ないと思う感情が罪悪感です。

そして罪悪感の対象とは、「他者」と「自分」です。

 

「ルール」

このルールとは、「正しさ」のことです。

世間では「~~しちゃダメ」と言われることが多い。

でも、それは法律や道徳などといったあいまいな指標が決めたこと。

あとでも言いますが、法律や道徳などの「正しさ」は時代や国によって違う。

つまり、絶対的な正しさなんてないのだ!

 

でもなんとなく世間的な「正しさ」に従っていれば損をしないと考えてる人が多い。

こういう人は自分の外にある曖昧な「正しさ」を、自分の「正しさ」としているのだ。

 

さて、罪悪感の正体を解明したとこで

次は具体的な「罪悪感の消し方」について語っていく。

 

2.罪悪感の消し方

ズバリいいますが、

罪悪感を消すにはマインドセットを変えるしかない!

 

さっき、罪悪感には対象があると言いました。

罪悪感の対象は「他者」と「自分」。この2者に対して申し訳ないという気持ちが罪悪感です。

なので、この2つに話を分けます。

 

「自分」

『悪魔とのおしゃべり(著:さとうみつろう)』

あなたのとなりにいる悪魔はこう言います。

・すべての苦しみ(罪悪感も含む)はひとが勝手に決めた「正しさ」から生まれる

・罪悪感を消すには「正しさ」を疑うしかない

 

すこしの間だけでいいので、

ぼくと、罪悪感を消す旅をしましょう。

 

■ほかの国は一夫多妻制

アフリカやイスラム教の国では、現在でも一夫多妻制は当たり前です。

それがこの人たちの「正しさ」です。

それでもなお、あなたは浮気しちゃダメという「正しさ」を固持しますか?

 

いや、でも、それはほかの国の話でしょ?

日本にいるぼくたちには関係ねぇよ!って思った人。

右頬をビンタさせろ、このセリヌンティウスめ。

 

■日本でも浮気や不倫はしてた

ぼくは歴史とか詳しくないんでわからないですけど

「側室」って言葉、みなさん聞いたことありますか?

あれってつまり愛人みたいなことです。

妻以外の人とエッチするってことです。

 

「浮気・不倫」しちゃダメ!というのは、

現代日本にたまたま存在している「正しさ」です。

 

他の時代や国ではその「正しさ」は存在しません。

 

そもそもおかしいと思いませんか?

こどもの頃は「多くの人を愛しなさい」と教わったのに、

大人になったら多くの人を愛しすぎると「不倫だ」なんて批判される。

なんやねん!って思いますよね。

 

ヒュー・ヘフナーという偉人

小話なのですが、

ヒュー・ヘフナーは1950年代から現在まで爆発的人気を誇った

雑誌「プレイボーイ」をつくったひとです。

 

ヘフナーは妻がいるにもかかわらず

豪邸「プレイボーイマンション」を建て、

美女愛人集団「プレイメイト」たちとウッハウッハの生活を送ってきました。

 

彼はまさに、現代の「正しさ」に一石を投じた一人です。

 

「他者」

どうでしょう?

「浮気しないことが正しい」という、時代・国・世間・自分が勝手に設定した「正しさ」。じょじょに薄れてきたのではないでしょうか?

 

それでもまだ「他者」つまり自分の恋人に対して申し訳ないと思う人。

ダメウーマン。ウーマンじゃないか。ダメマン。

 

あなたが浮気したら、恋人はどう反応すると思いますか?

こっぴどく叱られた上に、女性恐怖症になるレベルにけなされまくって、刺されて、別れを告げられる?

 

なわけ!

 

■どう行動するかはその人次第

『嫌われる勇気(著:岸見一郎,古賀史健) 』

「課題の分離」という概念があります。

 

なんらかの選択肢が生まれたとき、どんな行動を取るのかはその人自身です。

それは「他者の課題」なのです。「自分の課題」ではありません。

「他者の課題」に介入すると、苦しみ(罪悪感)が生まれます。

 

ことばを変えると、

自分の浮気が発覚したときに相手が取る行動は、自分でコントロールできない。

だから、相手の反応は気にしなくていいです。

 

『悪魔とのおしゃべり(著:さとうみつろう)』

悪魔はまたあなたのとなりに現れて、こう言います。

「原因」なんてものは、ない!

 

「原因」や「犯人」とは、妥協点のことです。

Aが起きた原因はBです。

Bが起きた原因はCです。

...このループの先にある妥協点が「原因」です。

 

つまり...

原因はあなたにあるわけではない!

もっと根源をたどれば他の原因がある!

 

■ネガティブ思考の産物

現代人はみんな、ネガティブ思考マンの子孫です。

原始時代をイメージしてください。

森に狩りにいく人がいるとします。

でもその森、行った人は誰も帰ってきてない。チョー危険ですよね。

 

2人の男が狩りにいくとします。

ポジティブ思考マンは「だいじょぶっしょ!楽勝楽勝」と言って森に入ります。

ネガティブ思考マンは「え、森じっさい危険すぎ。やめとこっ」といい断念します。

どちらが生き残ると思いますか?ネガティブ思考マンですよね。

 

ポジティブ思考マンは、人類の進化の中で消えていきます。

だから、ぼくたちはみんなネガティブ思考の子孫!

 

小話パート2ですが、

行動経済学プロスペクト理論ってのがあります。

一言でいうと、ひとは利得による喜びより損失による悲しみの方が意識しやすい。

データによると喜びの2倍、悲しみを意識するそうです。

だから「悲しみの回避」が行動のきっかけになるわけです。

 

セールとかでムダに買っちゃうんですよね!

この機会を逃したら...って考えちゃう。

これが「プロスペクト理論」。

 

「ネガティブ子孫」と「プロスペクト理論」から

どんな結論が導き出されるかというと、

「現代人はネガティブシナリオを考えすぎ」ってこと!

 

3.まとめ

【5行DEまとめ】

・罪悪感の正体は「行動」と「ルール」

・罪悪感は「正しさ」から生まれる

・「正しさ」は時代・国・世間・自分によって勝手に決められている

・「他者」の反応はコントロールできない

・「原因」とは、妥協点のこと

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

てぃーけ