『影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果(著:R・チャルディーニ)』
はじめに:
本書は、実験と統計から得られた「スモール・ビッグ」を紹介しています。
「スモール・ビッグ」とは、小さな工夫で大きな変化をもたらす行動のことです。
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実験:
ある人間が通行人に様々な要求をする(ごみを拾ってくれ、等)。
その要求に従う人数をカウントしてみた。
人間の服装を2パターンに変えて実験した。
①:カジュアルな服装
②:警備員の服装
結果:
②の警備員の服装のときの方が、従う率が2倍にも増加した。
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実験:
患者が医者の忠告を覚えている率を測った。
医者を2パターンに分けて実験した。
①医者が聴診器を付けていない
②医者が聴診器を付けている
結果:
②つけている方が、患者が医者の忠告を覚えている率が高かった。
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実験:
ある男が赤信号や車の進行を無視して道路を横断した。
そのときの回りの人間が男についていく率を測った。
2つの服装のパターンで実験した。
①カジュアルな服装
②スーツ
結果:
②のスーツの時の方が、①の時よりも3.5倍も人がついていった。
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3つの実験からわかったことは
権威ある風の服装をしていた方が、人に影響を与えることができる!
ちなみに「権威」と同じくらい影響力を高めるのが「類似点」です。
「類似点」については次回紹介します。
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てぃーけより