はじめに
男なら誰しも彼女に不満を持ってしまうもの。「話を真面目に聞かない」といった大きなことから「優柔不断すぎる」といった些細なことまで様々です。
不満を怒りのままに伝えるのはスマートではありません。関係も悪くなってしまうでしょう。
彼女に対して不満に思うこと。そのすべてに科学的・心理学的・生物学的な理由があるとしたら?
男性が不満に思うのは、彼女のせいではありません。男性も女性も、進化の過程で「行動のプログラム」を埋め込まれてしまったのです。
彼女は「行動のプログラム」によって動かされています。男性はその行動に対して「不満」に思い、つい不満に思ってることを伝えてしまうのです。
ひどい言葉を使って言語的に、もしくは不機嫌な態度をとって非言語的に伝えます。しかしどちらも間違った対処法です。
不満を伝えるのではなく、彼女のことを理解しましょう。そうすれば関係を壊すことなく、ハッピーな恋人関係を続けることができます。
ハッピーな恋人関係をつくる覚悟ができたら、女を科学的に解明する旅に出ましょう。
前提の話
まず理解してほしいのは「男と女は全く別の生き物」ということ。
男と女は、ゾウとキリン、イルカとクジラのように、全く違う生き物なんです。
「男と女は全く違う生き物のものである。そのため、思考や行動も全く異なる」このことを念頭に置いておいてください。
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不満①優柔不断すぎ
「んー、あっちもいいし、こっちもいいな」
彼女が優柔不断で、ランチの場所さえ決められないことってありますよね。
脳科学では常識なのですが、脳内の「脳梁(右脳と左脳を繋ぐパイプ)」という部分が、女は太く、男は細いです。
何かを考える時、女は両方の脳を同時に使い、男は片方の脳だけを使うということです。
「あそこのパスタ屋さんもいいし、あっちの焼肉店もいいよね~ あ、でもやっぱりあのハンバーグ屋さんも捨てがたいよね~」
両方の脳を使っているため、女は選択肢がたくさん浮かびます。
しかも左脳のみで論理的に考えていないため、思考があっちこっちに飛び移るわけです。思いついた順に言うだけで、決断がなかなかできない。
女が決断力に乏しい理由は、男性ホルモンである「テストステロン」の値が低いからです。
女は、脳内の構造や身体の物質的に決断が苦手なのです。女が進化の過程でこのような造りになったせいであって、彼女のせいではありません。彼女を責めたり、イライラするのはやめましょう。
なかなか主張を決められない彼女にイライラするのではなく、左脳で論理的に考えられる男性側が思考を整理する手伝いをしてあげましょう。
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不満②頭悪すぎ
「結局なにが言いたいんだ!」と、彼女の話が論理的でないことにイラついてしまうことがありますよね。
彼女の話が論理的でないのは、脳梁の太さが関係しています。左脳が論理を司るのですが、女が話をするときはどうしても右脳が働いてしまいます。右脳はひらめきを司るため、何かをひらめいた瞬間に話してしまいます。
その結果、話が本筋からそれてしまいます。たくさん曲がり路をした後、行きついた場所で「ここどこ?」となるわけです。
彼女に言いたい放題させて「結局なにが言いたいんだ!」と怒るのはいけません。男性がカーナビになりましょう。
男性側が上手い質問をして、話がそれそうになったら本筋に戻してあげましょう。そうすれば彼女も論理的に話せるようになります。
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不満③努力しない(向上心がない)
「明らかに問題があるのに、なぜ改善しようとしないんだ!」
彼女が問題を抱えているのに、改善しようとしないことに腹が立つことってありますよね。
男性は出世に燃えるから、常に向上心があります。自分の問題を改善するために勉強してるのに、まだ十分じゃない!もっとだ!と熱くなります。
一方で、女性は出世に興味がありません。「どうせ結婚したら働かなくなるし」と思ってる可能性もありますが、男女の違いの根本的原因は別にあります。
男女には「縦社会で生きてきた男性」と「横社会で生きてきた女性」という違いがあります。
幼い頃から野球などのスポーツで評価されてきた男性は、より強くなってトップを目指したいという気持ちがあります。
おままごとをしてみんなと仲良くなることに注力してきた女性は、トップなんてどうでもいいんです。コミュニティーの中から外されなければ、それでいいんです。
太古の昔のことを考えると自然なことです。男は狩りに出かけ、女は村で他の女たちとコミュニケーションを取っていました。
男性が狩りをした理由は、狩りをしないと食べられなくて死んでしまうから。女性が他の女たちとコミュニケーションを取った理由は、村から疎外されると食べ物や情報を分けてもらえず生きれなくなるから。
男は狩りが上手くなればなるほど、たくさん食べ物を獲得できる。それは生きることに繋がる。だから、常に狩りの技術を磨くモチベがあった。
女はコミュニティーの中で仲良くなればなるほど、生存確率が高まった。だから、横の繋がりを重視するようになったのです。
このように考えると、彼女に向上心がないことも理解できます。生物的にプログラムされていることだから仕方がないですよね。今更治そうとしたって、歴史が積み上げてきたものには対抗しようがありません。
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不満④男がいる場でバッチリ化粧
男性のみなさん。SNSをサーっと見てたら、飲み会に参加した彼女の写真を発見することってありますよね。
「バッチリメイクしてる!見たこともないピアスをしてる!何その服装!」と焦りますよね。
先ほど言った通り、女にとって「コミュニティーからの排除」は死を意味します。そのため、誰からも嫌われたくない!と思うのです。
その思いが強ければ強いほど、彼女は自分を魅力的に見せようとします。他人からどう見られているのかを気にする意識のことを、心理学の用語で「公的自己意識」と言います。そして女性の方が、公的自己意識が強いのです。
また女性は、セロトニンの分泌量が男性よりはるかに少ないです。セロトニンは、幸せ物質と呼ばれていて、この量が少ないと不安を感じやすくなります。つまり女性は元々不安を感じやすい生き物なのです。
彼氏が最近冷たいと感じると「私って女として魅力あるのかな…?」と不安になってしまいます。彼女さんは自分の魅力を確認するために、男性がいる場で褒めてもらえるような格好してるのかもしれません。
生物学的に、女性は常に優秀な遺伝子(生き残る子供を産んでくれそうな男性)を求めています。もしかすると、彼女はあなた以上の男性を求めているのかも…?
もしそうなら、赤信号です。今すぐ彼女を抱きしめて「愛してる」と伝えましょう。
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さいごに
「彼女に不満がある男性必見!解決するための科学的アプローチ」をお送りしました!
【記事のまとめ(登場順)】
女性は…
生物学「テストステロンの値が少ない(決断力に乏しい)」
生物学「セロトニンの分泌量が少ない(不安を感じやすい)」
心理学「公的自己意識が過剰(他人からどう見られてるか気にしすぎる)」
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