はじめに
面白い人ってズルいですよね。人気あるし、友達多いし、モテる。少しはその「ユーモアセンス」を分けてくれ!って思いますよね。
「面白い人は生まれながらに面白くて、面白くない人はどう頑張っても面白くなれない」と思ってませんか?
でも実は、面白くなるのにセンスは要りません。「笑いの法則」を知って、応用するだけで誰でも面白くなれます。
この「笑いの法則」を学ぶことで、コミュニティーの中心人物になれます。「この人面白い人だよ」と紹介されて友達が増えます。そして人間関係が圧倒的に良くなります。
結論から言うと、その笑いの法則とは「キンカンの法則」です。知っておいて損はないので、読んでみてください。では、スタート!
参考図書:「初対面でも話しがはずむ おもしろい伝え方の公式」
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「キンカンの法則」とは?
「浪速の爆笑王」と呼ばれた2代目桂枝雀さんが提唱していた理論です。これさえ知っていれば圧倒的に面白くなれます。
この理論を一言で言うと「笑いは、緊張が緩和した時に起きる」。「緊張(キンチョウ)→緩和(カンワ)」の頭文字をとって「キンカンの法則」というわけです。
例えば「葬式でおなら」。
葬式という緊張したムードの空間で、おならという下品な行為をすることで「緊張の緩和」が生まれて笑いが起きます。
「お笑い怪獣」の明石家さんまさんもこのように言っています。
「笑いに教科書なんてないですからね。突き詰めれば”緊張の緩和”だけなんです、笑いなんて。緊張させて緩和させるだけなんです」
引用:初対面でも話がはずむ おもしろい伝え方の公式
「漢字の「傘」みたいな顔してますね」と言いました。
聞いてる人は一瞬「?」と疑問が浮かびます(緊張)。そのコンマ数秒後に「あ、そういうことか!」と理解します(緩和)。このように「緊張→緩和」は一瞬の出来事である場合もあります。
この他にも「キンカンの法則」の活用法が6つあるので、それぞれ見てみましょう。どれも日常で使えるものばかりなので、1つでもいいのでぜひ試してみてください。
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倒置法
「キンカンの法則」第一の活用法!それは「倒置法」です。
「倒置法」は言葉の順番を変えることで「緊張→緩和」を生み出す手法です。
「今日は天気がいいですね」と普通の順番で言った所で「ああ、はいそうですね」と思われるだけ。
「今日はよかったですね….天気がよくて」とちょっと言葉の順番を変えるだけで面白くなります。少し詳しく解説します。
「今日はよかったですね」の部分で、相手の脳に「なにが良かったんだろう?」「今から何を言われるんだろう?」という緊張を持たせます。
「天気がよくて」の部分で「なんだ、天気の事か!」とツッコミにも似た、緩和を起こさせています。
この倒置法を日常で使うとしたら、頼み事をするときがいいです。
「買い物に付き合ってほしい」という頼み事も、「倒置法」を使えばちょっと空気がマイルドになります。
彼女「大事な話があるんだけど、怒らないで聞いてほしい。」(緊張)
彼氏「うん、何かあったの?」
彼女「今度の休日、買い物に付き合ってほしいの」(緩和)
彼氏「なんだ、そんなことか(笑)OKだよ!」
「キンカンの法則」を活用した「倒置法」で話を面白くするには、「緊張する一言から入る」ことが大事です。
自慢→自虐
次の「キンカンの法則」活用法は「自慢→自虐」です。
最初に自慢っぽい発言をして、その後に自虐を入れて緊張と緩和を生み出す手法です。
あなた「会社の忘年会で漫才やったら大ウケしたんだよ!」
友達「へぇ、そうなんだ(なんだ、自慢かよ)」
あなた「観客全員に「僕がボケたら笑ってね」って言って買収したから、今月の支払いきついけどね」
自慢っぽい発言をしたら、相手は一瞬「うわ、自慢話が始まるよ」と身構えます。ここで一気に緊張が生まれた分、その後の「観客を買収した」という事実が滑稽に見えて、強烈な緩和が生まれるわけです。
思い込み→裏切り
3つ目の「キンカンの法則」活用法は「思い込み→裏切り」です。
相手に「こうなるんだろうな」「これを選ぶんだろうな」と思い込ませて、予想を裏切る発言をすることで笑いを取る手法です。
これは「とんねるずのみなさんのおかげでした」でノリさんがよく使っていました。料理店に入って、はじめに何を頼むか決めるシーンで
ノリさん「大将、この店のおすすめは何?」
大将「オムライスが一番人気で、あとはピラフとビーフシチューなんかも人気ですね」
ノリさん「ありがとうございます。じゃあ、パスタで!」
これを見ている視聴者は「挙げられたオススメの中からどれを選ぶんだろう?」と思います(緊張)。「パスタで!」と言った所で「どれでもないんかい!」と予想を裏切られるわけです。
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謎→解決
4つ目の活用法は「謎→解決」です。
これは既に紹介しました。どの例かというと、ダウンタウン松本がクリス松村を見て「漢字の「傘」みたいな顔してますね」と言ったやつです。
観客は一瞬「どういうこと?」となり、「傘」という漢字を思い浮かべて「そういうことか!」となるわけです。この「?→!」が「謎→解決」です。
権威→失墜
5つ目の活用法は「権威→失墜」です。
これは、権威のある人を、あたかも権威がない人かのように扱う手法です。
あなた「こないだ高橋部長から金一封を貰ったんだよ」
後輩「へぇ、すごいですね」
あなた「中身を見てみたら、500円玉1枚だったよ。高橋ちゃんもケチね」
上司をあえて「ちゃん付け」で呼ぶことで、権威ある人(緊張)を権威のない人にしているのです(緩和)。
たとえる→結びつく
6つ目の「キンカンの法則」活用法は「たとえる→結びつく」です。
目の前のものや出来事をたとえることで、相手に「?」を生み出し、その後すぐに「!」と分からせる手法です。
ダウンタウン松本はクリス松村を「へその緒」と呼んだことがあります。
松本の脳内では「クリス松村→茶色くてくしゃくちゃ→へその緒」という風に、一度クリス松村を抽象化することで「へその緒」というたとえを思いついたのです。
上手いたとえで笑いを起こしたいなら、この「抽象化」が大切です。また、遠い分野からたとえを引っ張ってくるとより面白くなります。
「キンカンの法則」活用法は全部で9つ
本書では「キンカンの法則」の活用法が9つ紹介されています。今回はその中から6つ、こちらの記事で紹介しました。残りの3つが気になる方は、こちらの本を読んでみてください。
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さいごに
「面白くなりたいならこれだけ抑えとけ!キンカンの法則とは?」をお送りしました!
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